パワーコードがカッコイイ洋楽の名曲。ただ簡単なだけじゃないギターリフの魅力
エレキギターの初心者向け奏法として最も定番なのが「パワーコード」です。
押さえるのが難しいことで有名な「F」のようなコードとは異なり、基本的には「ルート」と呼ばれる音と「5度」と呼ばれる音(低音弦なら「ルート」より1本高い弦の2フレット上)を押さえるだけなので、簡単な曲ならほとんどこれだけで弾けてしまいます。
そこで今回は、ギターの練習曲にもピッタリな、パワーコードで弾ける洋楽の名曲をご紹介します!
初心者向けだけでなくやや高度な曲もありますので、ギター練習中の方はぜひ聴いてみてくださいね。
- パワーコードがカッコイイ曲
- 【洋楽】最高にロックでかっこいいギターリフまとめ【2024】
- 【洋邦問わず】至高のギターリフ。イントロがかっこいい曲
- 【邦楽】ギターカッティングがたまらない人気曲まとめ
- 洋楽のベースがかっこいい曲。ベーシストにもオススメの名曲・人気曲
- 【心を掴まれる】イントロがカッコイイ洋楽まとめ【2024】
- 夏休みにレベルアップ!ギタリストにおすすめの練習曲
- 【洋楽ロック編】バンド初心者にオススメの練習曲
- 【挑戦】エレキギター初心者のための練習曲
- ジャムセッションができる京都のおすすめ音楽スポット
- イングヴェイ・マルムスティーン(Yngwie Malmsteen)の名曲・人気曲
- 人気の夏ソング・夏歌ランキング【2024】
- 1980年代に活躍したバンドの名曲&ヒットソング特集
- 洋楽の女性ボーカルバンド。メタルバンドも多数紹介!
パワーコードがカッコイイ洋楽の名曲。ただ簡単なだけじゃないギターリフの魅力
American IdiotGreen Day
数々のヒット曲を生み出したグリーン・デイの中でも、トップクラスの知名度を誇る楽曲。
2004年にリリースし大ヒットした同名アルバムのタイトルチューンにしてオープニングチューン。
歌詞の内容的に、当時の政権批判的なこともあり、得意の「突き抜けた明るさ」だけではない少し怒りを帯びた感じもある楽曲になっています。
しかし、ギター演奏する上では力みは不要、リラックスしてパワーコードをかき鳴らしましょう。
グリーン・デイは他の楽曲も難しくはないので、ギターを始めるのにはぴったりですね。
(平田 浩康)
Hard Rock HallelujahLordi
フィンランドのハードロックバンド、ローディのナンバーで、2006年にシングルカットされその年の「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」の優勝曲にもなりました。
ローディはアメリカのロックバンドであるキッスに影響を受け、コスチュームに非常にこだわっていることでも知られます。
この曲の全体的なイメージもキッスを彷彿するところがあり、特にギターサウンドは、アメリカン・ロックのようなリフワーク、音色となっています。
8ビートを意識して80年代風に弾けば、バッチリな曲です。
(平田 浩康)
Symphony Of DestructionMegadeth
スラッシュ・メタル四天王の一角と称されるアメリカのバンド、メガデスが1992年にリリースした5thアルバム「Countdown to Extinction」収録のナンバー。
スラッシュメタルというと「高速テンポ」のイメージがありますが、このアルバムはミディアム・テンポの楽曲が主体となり、結果として最も商業的成功を収めました。
この曲は日本ではギター専門誌に取り上げられることも、ヘヴィ・メタル・リフの「お手本」的楽曲です。
当時のリード・ギタリストは日本ではお茶の間でもお馴染みのマーティー・フリードマン、ギターソロもまさに「お手本」といえるフレーズで構成されています。
(平田 浩康)
Still WaitingSUM41
カナダ出身のロックバンド、サム・フォーティーワンの楽曲。
短い楽曲ながら疾走感と厚みのある曲調で、サビで聴かれるパワーコードがカッコいいナンバーです。
ブリッジミュートとパワーコードの応酬という、全体的にロックギターの基本的な奏法が多いためギター練習中の人にもオススメの楽曲と言えるのではないでしょうか。
間奏ではパワーコードの形から5度の音をミュートしたオクターブ奏法が使われていますが、指の形はパワーコードと大差がないため簡単に弾くことができます。
(星野貴史)
Breaking The LawJudas Priest
ジューダス・プリーストと言えば、「メタル・ゴッド」と称されるロブ・ハルフォード率いるバンドのためヘヴィメタル・バンドというイメージが強いかも知れませんが、この曲は重々しくなく、ロックが好きならとっつきやすい曲だと思います。
タイムも2分半ほど、ギターソロもなく、バッキングも一部簡単な単音リフもありますが、パワーコードの刻みや白玉がほとんど。
ヘヴィメタルにあまり触れたことのない方にもオススメの曲です。
(平田 浩康)