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【2024】ギターソロがかっこいい洋楽の名曲まとめ

突然ですが、あなたはギターソロはお好きでしょうか。

近年はネット上で「ギターソロはもういらない」などといった論争は定期的に巻き起こりますが、実際にはギターソロは2020年代の今も進化を続けており、多くのかっこいいソロが今も生まれているのですね。

ロックに限らず1950年代のブルースからジャズ、ソウルなどさまざまなジャンルでギターソロの名演がその曲の魅力を決定付けたといっても過言ではないケースも多くあるのですよ。

こちらの記事では、時代やジャンルを問わず「かっこいいギターソロ」をテーマとしておすすめの洋楽の名曲をまとめています。

プレイヤーについても詳しく紹介していますから、ギター弾きの方も要チェックです!

【2024】ギターソロがかっこいい洋楽の名曲まとめ

Highway StarDeep Purple

『スモーク・オン・ザ・ウォーター』や『紫の炎』といった名曲と並ぶ、ディープ・パープルの代表曲の1つです。

この楽曲をコピーしたというギター・キッズは、世界中にいるはずです。

J.S.バッハのコード進行を用いてクラシックの要素を取り入れたという革新性もさることながら、フルピッキングで放たれる16分音符のフレーズのギター・ソロが最高にカッコいい。

どのプレイを取り上げても、ロック・ギターのお手本になるようなフレーズばかりですから、教則本にも大体掲載されているというのも納得ですよね。

KOH-1

No One KnowsQueens of the Stone Age

ギターソロが鮮烈な印象を残す楽曲、『No One Knows』を聴き逃してはいけません。

一聴しただけで心に響くリフに始まり、ギターソロは独特な存在感を放ちます。

デイヴ・グロールさんが叩き出すタイトなリズムの上を絡み合うように繰り出されるギターソロはまさに衝撃的。

砂漠のような乾いた音の質感が、曲の神秘性を引き立てています。

ここにしかないサウンドの持ち主、Queens of the Stone Ageの独特な世界を味わってみるのはいかがでしょうか。

エネルギッシュかつ幻想的な旋律を体験することで、音楽の新たな地平が目の前に広がることでしょう。

RAG MUSIC 編集部

Fade To BlackMetallica

世界でもっとも成功したメタルバンドと呼ばれ、アルバムの総セールスが世界中で1億2000万枚を記録するアメリカ出身のメタルバンド・メタリカの楽曲。

1984年に発表された2ndアルバム『Ride the Lightning』に収録された楽曲で、アコースティックギターの美しいアルペジオとディストーションギターのヘビーなリフとのコントラストが絶妙なナンバーです。

アウトロで聴かれるギターソロでは、楽曲の雰囲気を大切にした哀愁のあるフレーズやメロディアスな速弾きといった緩急のある秀逸なメロディーが楽しめるはず。

メタルというジャンルに苦手意識のある方にもぜひ聴いてほしい、美しくもかっこいいギターソロです。

星野貴史

Crazy TrainOzzy Osbourne

日本では「メタルの帝王」と呼ばれ、メタルに悪魔的演出を融合させたパフォーマーの先駆者としても知られているシンガーソングライター、オジー・オズボーンさんの楽曲。

1980年に発表した1stアルバム『Blizzard of Ozz』からのシングル曲で、オジー・オズボーンさんおよび早世の天才ギタリストとして有名なランディ・ローズさんの代名詞にもなっているナンバーです。

メロディアスさとテクニックのバランスが取れたギターソロは、メタルというジャンルにおいてお手本のような珠玉のプレイですよね。

ロックチューンのギターソロにおける一つの完成形とも言える、世界的に有名なギターソロが聴けるナンバーです。

星野貴史

I Believe in a Thing Called LoveThe Darkness

心躍るリフと高揚感溢れるギターソロが特徴の『I Believe in a Thing Called Love』は、2000年代を象徴するクラシックな一曲と言えるでしょう。

そのキャッチーでエネルギッシュなメロディは聴く者の心をわしづかみにし、一聴しただけで歌いたくなる衝動に駆られます。

特にギターソロへと続く展開は見事なまでにドラマチックで、アドレナリンを急上昇させること請け合いです。

音楽を通じて強烈な幸福感を味わいたい方にはまさにオススメの楽曲です。

聴けば自然と空中でギターを掻き鳴らす自分を想像してしまう…そんな力強いギターソロを、ぜひご堪能ください。

RAG MUSIC 編集部

Free BirdLynyrd Skynyrd

2006年にロックの殿堂入りを果たし、現在も精力的にツアーをおこなっている5人組ロックバンド、レーナード・スキナード。

1stアルバム『Pronounced ‘Lĕh-‘nérd ‘Skin-‘nérd』に収録されている楽曲『Free Bird』は、1971年に死去したデュアン・オールマンさんに捧げられたナンバーとしても知られています。

中盤でテンポアップしたところから始まる長尺のギターソロは、ヒステリックでありながらもエモーショナルなフレーズが心を揺さぶりますよね。

前半の浮遊感も後半の疾走感も秀逸な、哀愁の中にも情熱を感じさせるナンバーです。

星野貴史