【ギタリストのための】マイナーペンタトニックの使い方と練習、実践フレーズ
非常に使い勝手の良い、マイナーペンタトニックスケール、通称マイナーペンタを勉強してみましょう。
はじめに
構成音としては、R、m3、p4th、p5th、m7の5つの音で構成されています。
ナチュラルマイナーと比較すると、9th、♭6thを抜いたものと言えます。
このスケールのメリットは、外れた感じになりにくい、スケール一発でいけるので扱いやすい、ということだと思います。
また、一般的に先ほどの五つの音に、ブルーノートという音を加えます。
これは、♭5thの音にあたります。
マイナーペンタの使用例
これは、Aをルート(Root)にした、マイナーペンタです。
一度に覚えるのは大変ですが、セッションや、音源制作で使って、こつこつとマスターしてみてください。
もちろん、マイナーペンタはKey=Amで使用できるのですが、今回はブルースの進行(I7-Ⅳ7-I7-V7-Ⅳ7-I7)で使いました。
ブルース進行ではマイナーペンタは常用されます。
また、ブルースの場合、ドミナントモーション以外はダイアトニックコードのような西洋音楽的な流れでとらえない方が理解しやすいかもしれません。
また、ロックのソロなどはブルースでのマイナーペンタのソロをそのまま弾いてもとてもかっこいいので、ブルースでソロの練習をするのはとてもおすすめです。
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1、2、3段目は何となく似た感じのフレーズで、発展させています。
これは、シークエンスと呼ばれる手法です。
10小節目ではA7に対して、major3rdの音を使っています。
これも、ブルースでは重要な音使いです。
13小節目ではオクターブ奏法を使い、半音下からアプローチしています。
14小節目はペンタの早弾きです。
それ以降はチョーキングを利用したフレーズなどです。
チョーキングのポジションも日々研究して、増やしていきましょう。
ある程度勉強したら、やはりセッションやレコーディングで実践してみましょう。
フラストレーションが晴れますし、アウトプットすると一区切りついてある程度納得した感じで次に進むことができます。
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