マーシャルの壁を作るにはいくらかかるか?
ギターアンプの王様的存在で、世界中のギタリストに愛されているマーシャルアンプ。
そんなマーシャルアンプをステージにびっしりと敷き詰めた「マーシャルの壁」をバックにして「ライブがしたい!」とギタリストの方なら一度は憧れた方もおられるのではないでしょうか。
すべてのアンプから音が鳴っているわけではない
この「マーシャルの壁」。
海外アーティストのライブでは、よく目にすることも多いのですが、実際ステージ上ではすべてのギターアンプから音が鳴っているわけではないみたいです。
大昔ならいざしらず、最近の音楽ホールはその設計段階から自前の音響設備を持っているもの。
外部からの機器よりも効率がよくそして操作が簡単なことがほとんどです。
また機器間にケーブルをはわせたり電源を確保するのはセッティングが大変になったり、またいちいち巨大なアンプを運搬するのはマネジメントが大変。
そういうわけでこうしたフェイクのアンプを使うバンドが多いようです。
ただ実際音が鳴っていないダミーのギターアンプでも、ステージでの迫力を増し攻撃力をより高める効果が期待できるのではないでしょうか。
今回は、このセットを実現するにはいくらぐらいかかるのかを調べてみました。
レンタルだと1日たった4万円
実際にマーシャルの壁を作るためには、最低でも「キャビネット×8台」「アンプヘッド×4台」はないとインパクトがないのではないかと思います。
実際これらを購入すると……
- キャビネット1台:Marshall 1960A → 8万円〜11万円ぐらいが相場
- アンプヘッド1台:Marshall JCM800 → 16万円〜22万円ぐらいが相場
キャビネット×8台で70万〜90万円、アンプヘッド×4台で60万〜90万……
購入すれば、総額130万〜180万ぐらいします。
ただ、これをレンタルにすると……
キャビネット1台 1日のレンタル料金 → 3,050円(税抜)。
アンプヘッド1台 1日のレンタル料金 → 4,050円(税抜)。
キャビネット8台だと、24,400円(税抜)。
アンプヘッド4台だと、16,200円(税抜)。
合計で1日のレンタル料金が、40,600円(税抜)という結果になりました(笑)。
購入すると130万〜180万円相当のものが、レンタルだと1日4万円ということです!
少し贅沢かもしれませんが、現実的な価格で、そして本物のマーシャルを使って「マーシャルの壁」の実現が可能なようですね!
ただ運搬やセッティングは大変かもしれませんが……(笑)。
↓ これはマーシャルの壁の組立風景の動画です。
レンタル楽器はPV・MV撮影にも使える
ライブで使用する以外にも、レンタル楽器や機材は、PV・MV撮影の小道具などにも活用できますね!
参考:【バンドPV制作】費用はどれぐらいかかるの?徹底検証してみました
最後に
こんな感じで楽器や機材はレンタルするほうがおトクな場合も多いのです!
学園祭やライブなどのステージを派手にすると、ライブもより高いクオリティーにもっていけること間違いなしです。
なかなか手が届かないギターアンプや機材があれば、一度レンタルをご検討してみてはどうでしょうか!
そして「マーシャルの壁」をお考えの方がもしおられたら参考になれば幸いでございます(笑)。
ライタープロフィール
スタジオラグ
中尾きんや
スタジオラグスタッフ
ウェブサイト:https://www.studiorag.com
Twitter:kin_kinya