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音がグッと良くなる!楽器・エフェクターのメンテナンス

音がグッと良くなる!楽器・エフェクターのメンテナンス【実践編】

音がグッと良くなる!楽器・エフェクターのメンテナンス【準備編】でお掃除アイテムの一部をご紹介しましたが、今回はそれの続きです。

まずギターやベース、エフェクター全般の掃除についてです。

拭き掃除、洗い掃除

シールドの掃除

楽器用ケーブル

ケーブルの被膜部分には余分な電気(静電気)が溜まりやすく、そのままにしておくと、ノイズが乗りやすくなったり音質が劣化する原因となることがあります。

そんな静電気は、被膜部分を濡れタオルでつまんでケーブルの先端から末端まで水拭きしてあげると、手を伝って余分な静電気が逃げていきケーブルから除去することが可能です。

もちろん見た目的にもキレイになるので一石二鳥です。

エフェクター筐体

楽器用クロスを使って、筐体を拭き掃除します。ツマミを外してツマミ下の部分のホコリも取り除きます。

これが溜まったままで悪化すると「ガリ」「ノイズ」の原因になります。クロスで取り除くのが難しかったら化粧刷毛や絵画用の絵筆を使ってみましょう。

プラグのお掃除法

クリーニング

キャノン端子

三芯の部分を丁寧に、無水エタノールを付けた綿棒で拭きます。

普段は気づかない細かい汚れがたくさんあります。

綿棒

無水エタノール

掃除が終わったら「接点復活剤」でコーティング

写真 のコピー 6

接点復活剤を使用するとさらに信号の流れがスムーズになります。

実は、プラグの表面は分子レベルでボコボコなのですが、それを接点復活剤でコーティングすることで、プラグと端子の接点を滑らかにして、ロスなく信号を伝えられるようになります。

ただ接点復活剤を大量に塗ると抵抗成分となって逆効果になります。

1,2滴たらして軽く磨くぐらいで効果があります。

接点復活スプレー

ドラム編(スネア)

スネアの掃除1

いつも叩いてるマイスネアの掃除したことありますか???

まず、すべてバラシます。

ヘッドを外すときの注意点ですが、テンションボトルは対角線上に均等に緩めるようにしましょう。

こうしないとフープが歪んだりしてしまうことがあります。

写真はフローリングで行ってますが、可能な限りじゅうたんや毛布の上で行うようにしましょう。

スネアの掃除2

スネア1

楽器用クロスでシェルの表(カバリング)、を掃除します。

リムも木屑やホコリなどを乾拭きで落とします。

掃除後、シリコンスプレーを少量つけて拭き取ると汚れ予防の効果もありますのでおすすめです。

シリコンスプレー

リムは曲がってしまうと音に影響がでるので、床に押し付けたりして作業しないようしましょう。

スネアの掃除4

スネア3

シェルは素材・フィニッシュによって磨き方が異なりますが、メイプルのスネアの場合はオレンジオイルを少量つけて、シェルの中を拭きます。(木材の乾燥を防ぎます)

howard_orangeoilb

中のネジ類が緩んでるものがあればドライバーで締めます。

スネアの掃除6

スネアの掃除7

ラグの内部にはホコリやグリスなどが付着している場合が多いので、綿棒で掃除しましょう。

テンションボルトは金属カスや油などの汚れが激しいため、洗剤液を浸し、雑巾で汚れ洗剤液を拭き取り、その後少量のグリスを付けます。

ドラムグリス

二硫化モリブデングリス

付け過ぎは逆効果です。綿棒の先に付くぐらいの分量でOKです。

スネアの掃除8

新しいヘッドに張り替え、通常のチューニングキーでチューニングをして完了です。

張り替えたては、ヘッドを馴染ませるために、少しきつめに張り、重さをかける(この上に座って体重などかける)などして馴染まてからチューニングします。

意外と使える!シール剥がしには..

フィンガーイーズ

楽器についたシール痕にはフィンガーイーズがおすすめです。

本来は、ギター等の弦に吹き付け、弦の滑りを良くするもので持ってる人も多いと思います。

これを使えば、ギターのボディーに残されたシール剥がしのベタベタを取り除いてくれます。

油分が多いので、付けすぎると余計汚れたりしますが、テッシュなどに少量吹き付けこすってみてください。

シールも根気よくやればキレイに剥がせます。フィンガーイーズは楽器店などで500〜800円で売られてます。

鉄やアルミなどの金属に付いた錆を簡単に落とすには…

木工用ボンド

鉄やアルミなどの金属に付いた錆を落としたいときは、木工用ボンドを使用します。

木工用ボンドは元々金属を接着するものではないので、金属部分などの平滑な部分にはくっつきにくく剥がれやすい性質をもちます。

同時にザラザラした部分とはよく結び付く性質があるため、錆だけをしっかりと捕まえた状態で金属部分からきれいに剥がすことができるのです。

ポイントは錆びている部分を完全に覆うように木工用ボンドをしっかりと塗ることと、乾燥時間を十分に取ることです。

塗装された箇所の錆にこの裏技を使うと塗装を一緒にはがしてしまう場合がありますので気を付けてください。

楽器全般に応用できるとおもいます。

普段バンドで使用してる楽器も、押し入れにしまってる楽器もキレイにしてあげましょう。

そしてたくさん音を鳴らしてあげてください。

楽器もそのほうが嬉しいと思います。

著者プロフィール

スタジオラグへおこしやす編集長・ギタリスト

中尾きんや

地元京都です。

バンド活動、PA音響やレコーディングエンジニア、スタジオ店長などを経て、現在は「スタジオラグへおこしやす」の編集長を担当しながら、(株)ラグインターナショナルミュージックの執行役員として日々奮闘中。

最近またスタジオラグ伏見店の店長も兼任しております。

今までは関西を中心に音楽業界にどっぷりな毎日を送っていました。

そこでは楽しさもありつつ、時には苦悩もあり、正直日々試行錯誤な20代でした。

現在は30代半ばですが、若いスタッフとともにここで音楽情報を発信しています。

執筆してくれているのは、現役バンドマンにミュージシャン、全国の音楽講師のみなさん、音楽関係のお仕事されている方やスタジオスタッフに、普段は音楽を専門としない人までさまざまです。

音楽活動のヒント、そして音楽初心者の方へ向けて発信し、多くの世代に読んでいただけるメディアを目指します!

人気音楽雑誌YOUNG GUITARでも執筆経験あり。

趣味はギターと料理とネットサーフィンとか。

好きな音楽は「ギターがかっこいい曲」です。

将来の夢はプライベートスタジオを創ること。

Twitter:kin_kinya

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