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【王道ギターの風格】レスポールを使用するギタリスト
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【王道ギターの風格】レスポールを使用するギタリスト

ギブソン社のレスポールは、フェンダー社のストラトキャスターと並び、エレキギターの代表的モデルとして世界中で愛用されています。

元々はその名を冠されたレス・ポールさんというジャズギタリストのアーティストモデルですが、楽器としての構造や搭載されているハムバッカーと呼ばれる高出力のピックアップが、ロック系のオーバードライブサウンドと相性が良く、その魅了から使用するギタリストも少なくありません。

最初の製造は1952年であり、半世紀以上経った2020年代の現代からすれば、少し”古めかしい”ルックスに映るかもしれませんが、同時に”これぞエレキギター”といった風格も感じます。

そんなレスポールを愛用していることで有名なギタリストをピックアップしました。

【王道ギターの風格】レスポールを使用するギタリスト

Jimmy Page

日本では世界3大ギタリストの1人として有名なイギリス出身のギタリスト。

伝説的ロックバンド、レッド・ツェッペリンのギタリスト兼リーダーとして、世界のロックシーンに多大な影響を与えたミュージシャンの1人です。

多くの名曲を残し、日本でもCMからバラエティ番組に至るまでさまざまな場面で楽曲を耳にすることも多いですよね。

また、そのキャリアは非常に早く、演奏したレコードが初めてチャートの首位を獲得したのが19歳の頃というのですから驚きです。

トレードマークのレスポールを下げて弾く姿もカッコいい、ハードロック界において生きる伝説となっているギタリストです。

星野貴史

Joe Perry

アメリカ東海岸の偉大なロックバンド、Aerosmithのギタリストといえばこの人、Joe Perryです。

ギブソンギターのコレクターとしても有名で、その数は自分でも把握できないくらい所有しているそう。

松本孝弘

デビュー以来、常に日本のロック界をリードし続けるロックユニット、B’zのギタリスト。

B’zとしての活動以外にも別プロジェクトでのバンド活動やソロ活動など、幅広く活動し続けるミュージシャンです。

その正確無比なテクニックと一聴して松本孝弘さんだと分かる個性的なギタートーンは、多くのギタリストに影響を与え続けています。

また、1999年に世界では5人目、日本人としては初となるギブソン・レスポールのシグネチュア・アーティストに選ばれるなど、まさに日本を代表するギタリストと言えるのではないでしょうか。

星野貴史

John Sykes

ブラックのレスポール・カスタムをメインに演奏するイングランド出身のギタリスト。

シン・リジィやホワイトスネイクといった世界的な大物バンドへの参加や、自身が立ち上げたバンドであるブルー・マーダーでの活躍で有名なHR/HM系のミュージシャンです。

また、ソロ・プロジェクトであるサイクスではギターだけでなくボーカルやシンガーソングライターとしても活動し、その多才さでロック界に名を轟かせました。

レスポールの乾いた音色から繰り出される重厚なリフとテクニカルなギターソロがトレードマークのギタリストです。

星野貴史

Les Paul

その名のとおり、今や世界的にスタンダードなギターであるギブソン社のレスポールを生み出したミュージシャン。

実は本名はレスター・ウィリアム・ポルスファスで、レス・ポールとは芸名であったことをご存じでしたでしょうか?

いまやロックギターの代名詞ともなっているギターの生みの親であると同時に、世界初となる多重録音によるレコードを発表したりなど、彼がいなければ現代の音楽シーンは現在のような進化はなかったかもしれませんね。

ミュージシャンとしても開発者としても世界の音楽シーンに多大な影響を与えた人物です。

星野貴史

Randy Rhoads

オジー・オズボーン・バンドの初代ギタリストとして活躍しながらも、ツアー中の飛行機事故により25歳という若さでこの世を去った伝説的ギタリスト。

ハードロックやメタルといった激しい音楽にいち早くクラシカルな要素を取り入れ、1970年代から1980年代にかけてロックギターの進化を担ったギタリストの1人です。

ランディ・ローズさんと言えば水玉のフライングVのイメージが強いですが、実は一番長く使用していたのがギブソンのレスポールでした。

後世に多大な影響を残した楽曲やギタープレイの多くは、レスポールから生まれたものも多いのかもしれませんね。

星野貴史

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