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【名ギタリストだらけ!?】左利きギタリストまとめ

【名ギタリストだらけ!?】左利きギタリストまとめ

ギターの演奏は、右手でストロークをして左手でコードを押さえるのが基本ですよね。

しかし、世の中には左右逆で演奏する左利きのギタリストが存在しているんです!

ジミ・ヘンドリックスさんやニルヴァーナのカート・コバーンさんが左利きギタリストの代表ですよね。

この記事では、彼らのほかにも、国内外の左利きギタリストを一挙に紹介していきますね。

左利きギタリストといっても、左利き用のギターを使うのか、右利き用のギターの弦を張り替えて使うのか、はたまた右利きギターをそのまま左利き用として使うのかなど、ギタリストによってさまざまなスタイルがあります。

それぞれのギタリストのスタイルにも注目しながら、かっこいいギタリストを一緒に見ていきましょう!

【名ギタリストだらけ!?】左利きギタリストまとめ

Little WingJimi Hendrix

左利きのギタリストの中でもっとも有名な人といえば、ジミヘンことジミ・ヘンドリックスさんではないですよね!

彼は右利き用のギターを左利き用としてかまえることによって、独自の演奏を生み出したといわれています。

実は右利き用のギターも弾けたという説もあり、謎は深まりますが、インパクトがあったことは確かです。

平川雅子(ボーカリスト:坂田水雅子)

Jailsのび太(THE LITTLE BLACK / 元WHITE ASH)

WHITE ASHは2006年に結成されたロックバンドで、2010年代の邦楽ロックシーンで大活躍しましたね。

そのフロントマンを務めたのび太さんも左利きのギタリストでした。

フェンダーの白いストラトの左利き用モデルを使用している姿が印象的。

彼のギターサウンドの特徴は、ストレートで太いロックなサウンドでした。

WHITE ASHは2017年に解散し、その後のび太さんはTHE LITTLE BLACKというバンドで活動しています。

羽根佳祐

Oh, Pretty WomanAlbert King

アルバート・キングさんは1923年生まれのアメリカのブルース・ギタリストでありシンガーです。

B.B.キングさん、フレディー・キングさんと並び、ブルース・ギタリストの3大キングと呼ばれています。

左利きの彼は、右利き用に弦を張ったギターを逆に持って弾いており、それが独特のサウンドを生み出したともいわれています。

平川雅子(ボーカリスト:坂田水雅子)

Place to TryJose(TOTALFAT)

TOTALFATのボーカルギターを務めるJoseさんも、国内ロックシーンで活躍する数少ない左利きギタリストの一人です。

TOTALFATはアメリカ西海岸のポップパンクを踏襲した痛快なメロコアサウンドに、ときにメタリックなリフやギターソロが特徴的なロックバンドですね。

2019年まではリードギタリストとしてKubotyさんが所属していたものの、ギターボーカルであるJoseさんも積極的にリードプレイに参加していました。

曲中でのKubotyさんとのユニゾンはサウンドだけでももちろんかっこいいんですが、ステージで右利きと左利きのギタリストが並んで演奏している姿が痺れるほどにかっこいいので、ぜひ当時の映像を探して観てみてください。

羽根佳祐

Danger ZoneTony Iommi(Black Sabbath)

トニー・アイオミさんはレッド・ツェッペリンやディープ・パープルと並ぶ、三大ハードロック・バンドに数えられる、ブラックサバスのギタリストです。

1970年のデビュー以来、ブラック・サバスのすべてのアルバムに参加しており、あの一度聴いたら忘れないサウンドやギターリフは彼の左利き用ギターから生まれたものです。

平川雅子(ボーカリスト:坂田水雅子)

Kagerou今井寿(BUCK-TICK)

1987年のデビュー以来、不動のメンバーで活動を続けて2022年には35周年を迎えるBUCK-TICK。

ニューウェーブやポスト・パンク、ゴス、テクノやオルタナティブ・ロックなど時代の最先端をいく音楽を独自に昇華したB-Tサウンドをけん引する存在が、ギタリストの今井寿さんです。

大半の楽曲の作曲を担当、初期は作詞も多く手掛けて曲によってはボーカルも担当するマルチなアーティストの今井さんといえば、いわゆる「ギタリストらしさ」から逸脱したスタイルで知られています。

右利きであるにもかかわらず「しっくりきた」という理由で左利き用のギターを手にしている、という時点でさすがの一言ですよね。

初期はもう1人のギタリストである星野英彦さんとともに、フェルナンデスのTEJシリーズのギターを使用しており、ストラトタイプのギターも使っております。

音楽性の変化が見られた1989年辺りから通称「マイマイギター」と呼ばれるバイオリンを模したギターを披露、大々的にデジロックへと接近した時期の1997年には「スタビライザー」と呼ばれるシンセサイザーを搭載した特殊なギターを使うなど、見た目にも「一目でそれとわかる」ギターを使うのは、布袋寅泰さんからの影響だそうですね。

いわゆる伝統的なハードロックからの影響がないプレイヤーのため、いかにもロック・ギター然とした速弾きなどを弾くタイプではなく、あくまで音楽の表現の一つとしてギターを使っているといった印象の超個性派な今井さんの尽きないクリエイティビティが、BUCK-TICKが今もシーンの最前線で活躍している理由の一つであることは間違いないでしょう。

KOH-1

Smells Like Teen SpiritKurt Cobain(Nirvana)

左利きギタリストと聞くと、やはりカート・コバーンさんを思い浮かべる方も多いでしょう。

彼はグランジバンドの代表格として語られる伝説のロックバンド、ニルヴァーナのフロントマンということは説明するまでもないほどに有名ですね。

彼は主にフェンダーのギターを使用しており、中でもジャガーやムスタングを構えている姿が記憶に残っている方も多いかもしれません。

いずれのエレキギターも左利き用のモデルを使用していますね。

羽根佳祐

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