最新H9専用アルゴリズム、エフェクターPitchFuzzのデモムービー
ファズとピッチシフターとディレイを組み合わせたEventide H9専用アルゴリズム、PitchFuzzのご紹介です。
PitchFuzzは上記3つのエフェクトを組み合わせることができ、非常に特徴的なサウンドメイキングが可能です。
さらに設定次第ではアルペジエーターのように使うこともできる万能さを持っています。
PitchFuzz(ピッチファズ)デモムービー
2017年発表された個性的な音も作ることのできるH9専用アルゴリズム、PitchFuzzのデモムービーが公開されています!
Pitchfuzzとは?
Pitchfuzzは、ファズと3つのピッチシフター、2つのディレイを組み合わせたマルチエフェクトアルゴリズムです。
入力されたシグナルは、まずファズエフェクトを通ります。
このファズエフェクトはCrushStationやSculptアルゴリズム同様、クラシックなアナログペダルのサウンドを再現しています。
3つのピッチシフターはシグナルパスの2番めにあります。
このピッチシフターはPitchFactorのPitchFlexアルゴリズムをベースとしています。
最後にディレイセクションがあり、TimeFactorのVintage Delayアルゴリズムのディレイサウンドがかかります。
2つのディレイはすべてをまとめて組み合わせることも、ピッチボイスのみにかけることもできます。
ピッチボイスにディレイをかけると、アルペジエーターのように使うことができます。
Pitchfuzzの機能について
- Fuzz:ファズ・ディストーションジェネレーターのコントロールです。最小にするとファズエフェクトをバイパスします。1~50ではディストーション、51~100ではファズサウンドになります
- Fuzz Tone:ファズエフェクトのトーンをコントロールします
- Pitch Amt:3つのピッチシフターのレベルをコントロールします。ボイス数も設定できます。0~1.0はAのみ、1.0~2.0はA+B、2.0~3.0はA+B+Cのサウンドとなります
- Pitch A:ピッチシフトAのピッチをコントロールします。±2オクターブの範囲でコントロールできます。ユニゾン時には±25セントの範囲で微調整が可能です
- Pitch B:Pitch A 同様、ピッチシフトBのピッチをコントロールします
- Pitch C:Pitch A 同様、ピッチシフトCのピッチをコントロールします
- Delay Level:2つのディレイのレベルをコントロールします。また、2つのディレイのルーティングを設定します(グループディレイ/アルペジエートディレイ)。反時計回り最小設定ではグループディレイとなり、ピッチボイスも含めた全てのシグナルが2つのディレイに送られます。中央を過ぎるとアルペジエートディレイモードとなり、ピッチシフトBとCがディレイに送られます。PITCH AMTを3.0にしてご使用いただければアルペジエーターとなります
- DELAY A:ディレイAのディレイタイムをテンポOFF時には0~2500msまでms単位で、テンポON時にはテンポBPMに対しての割合で設定します
- DELAY B:ディレイBのディレイタイムをテンポOFF時には0~2500msまでms単位で、テンポON時にはテンポBPMに対しての割合で設定します
- FEEDBACK:2つのディレイのフィードバックを設定します。ノブの左半分(F1)は2つのディレイタイムがリズミックなリピートパターンを作るもので、長い方のディレイタイムがパターンの長さになります。短い方のディレイは、一度ディレイ音を出力すると次に長い方のディレイリピートが出力されるまでリピート音を出力しません。ノブの右半分(F2)はトラディショナルなフィードバックコントロールで、2つのディレイタイムが独立します
ファズ、ディレイ、ピッチの融合が生み出すサウンド!
ぜひお試しください!
ライタープロフィール
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ナインボルト
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