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【ギター・ベース】おすすめストラップロックピン。取り付け方法
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【ギター・ベース】おすすめストラップロックピン。取り付け方法

ギター、ベースを立って演奏する際に、ギターに装着するストラップ。

皆さんはどのように装着していますか?

今回はストラップを安全に固定し、より演奏もしやすくなる「ストラップロックピン」というアイテムを紹介します!

ギターのストラップが外れやすい!そんな時は?

ギター・ベースのおすすめストラップロックピン。取り付け方法

通常ストラップには、ギター側のストラップピンに装着するものなのですが、ただストラップの穴に通すだけでは、以下のようなリスクを抱えることになります。

そこで活躍するのが「ストラップロックピン」と呼ばれるアイテムです。

ストラップロックピンの種類

ストラップロックピンは、装着したストラップを演奏時に外れにくくするアイテムです。

大きく分けて3種類あります。

シリコンタイプ

価格相場:1つ 200円〜500円

手軽で価格が安いのが特徴のシリコンタイプ

数回使用していると痛んできたり、外れやすくなるので、消耗品の分類です。

持ち運び安いですね!

プラスチックタイプ

価格相場:1つ 200円〜500円

こちらも安い値段のタイプ。

取り付けるのには少しコツがいりますが、しっかり装着すれば、簡単には外れない仕組みになっています。

ただ、プラスチックなので激しい動きを繰り返すと、割れたり壊れやすい構造です。

ケースに仕舞う際に取り外すときにも、少し手間がかかります。

ストラップに直接取り付ける金属タイプ

価格相場:ペア 2,000円〜5,000円

一番のおすすめはやはり金属タイプです。

安全、なおかつギターにストラップを装着する際もワンタッチで可能。

プロギタリストでは必需品になっております。

ストラップロックピンをつけるメリット

ギタリスト中尾きんや

ライブでのトラブルも少ない!

通常ストラップを穴に通すだけだと、立って弾いているときにギターが落下するリスクがありますが、ロックピンをつけることで、ギターとストラップをしっかり固定し落下を防止できます。

ライブでのステージングが向上する

ステージで激しいアクションをしても、ストラップが外れてしまうリスクは大幅に軽減できます。

そして、それを気にすることもなく演奏に集中できますし、ストラップとギターの間の動きもスムーズなりますのでギターが体になじみやすくなるでしょう。

時間短縮できる

金属製のロックピンの場合は、ギターにストラップを装着する際にワンタッチでできるタイプがほとんどです。

一手間減るだけですが、準備する際のストレスも減らせます。

ストラップロックピン おすすめメーカー

SCHALLER(シャーラー)

SCHALLERのストラップピンは、かなり丈夫なので耐久性も抜群。

カラーバリエーションも豊富です。

わたくしも使用しているので、取り付け方法を紹介します。

SCHALLERストラップロックピン取り付け方法

ストラップ側です。

穴のところに通して取り付けます。

ストラップロックピン取り付け方法ストラップロックピン取り付け方法

ストラップが新品だと、なかなか取り付けられないかもしれません。

そんなときはレザー部分を少しカットしましょう。

あまりカットすると外れやすくなり逆効果になるので注意を!

裏側の向きも気をつけてください。

ギターを支えるイメージで空いているほうを上にして装着させましょう。

ストラップロックピン取り付け方法

そしてワッシャーを取り付け、ナットをペンチなどを使用ししっかり締めていきます。

ここでのコツは「ギュッ」と強く締めることです。

これはSCHALLERのロックピンのデメリットでもあるのですが、ここがゆるいと、外れやすくなります。

筆者はライブ中に外れてパーツがバラバラになったことがありました……。

装着後も定期的に増し締めすることをおすすめします。

ギター側(受け側)は「エンドピン」を装着し直します。

木ネジを扱うので、ギター本体が心配な場合は楽器屋でやってもらいましょう

ギターストラップロックピン エンドピン

装着方法が動画でも上がっていますので参考にどうぞ!

JIM DUNLOP(ジム ダンロップ)

こちらも金属タイプなのですが、JIM DUNLOPのストラップロックピンは、円形タイプになっているので、大切なギターを傷つけてしまうリスクが少ないです。

演奏している途中でゆるんで外れてしまうリスクも少ないので、激しいアクションを繰り返しても安定感がありますね!

ERNIEBALL(アーニーボール)

ERNIEBALLのストラップロックピンは、2点のボタンを押すことで取り外しが簡単な構造をしています。

ストラップを外して、ギターケースに入れる機会が多い方にはおすすめです!

ストラップにはじめから装着されているタイプもあります

参考:ロック機能付のギターストラップ。basiner ACME Strap VITAL GRIP レビュー

最後に

金属タイプは、一つ持っておくと、この先何年も使用できるのでおすすめです。

これを機に、お気に入りのギター、そしてストラップをグレードアップしてみてはどうでしょうか!

ライタープロフィール

中尾きんや

スタジオラグ

中尾きんや

スタジオラグスタッフ

ウェブサイト:https://www.studiorag.com

Twitter:kin_kinya

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