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【挑戦】エレキギター初心者のための練習曲

ロックバンドの曲を聴いて「自分もギターを弾いてみたい!」そんなふうに考えたことのある方って多いのではないでしょうか?

しかし「ギターって難しそうだし……」となかなか踏み出せない、また「ギターを買ってみたけれど、どの曲から手をつければいいのかわからない」などの悩み、あるあるですよね。

そこでこの記事では、エレキギター初心者の方が練習するのにぴったりな曲をたくさん紹介していきますね!

基礎練習ももちろん大切ですが、それだけだと続かない場合が多いので、これから紹介する曲の中からあなたの好きな作品を見つけて、弾きながら上達を目指しましょう!

【挑戦】エレキギター初心者のための練習曲

Rolling starYUI

デビュー当時は「天使の琴声」とも言われ、その個性的な歌声とキャッチーな楽曲が幅広いリスナーをひきつけたシンガーソングライターYUIさんの7作目のシングル曲。

要所要所で登場するクランチサウンドのアルペジオが肝になってきますが、楽曲のテンポに対してゆっくりしたフレーズのため落ち着いて弾けば簡単にバンドで合わせられます。

Bメロでブラッシングを使ってノリを出すフレーズなどアクセントも多いですが、基本的にはパワーコード、ブリッジミュート、アルペジオで構成されているため、ギター初心者の練習にもぴったりのナンバーです。

星野貴史

ずっと好きだった斉藤和義

資生堂『IN&ON』のテレビCMのために書き下ろされた、シンガーソングライター斉藤和義さんの38作目のシングル曲。

同窓会で再会した初恋の人に告白するというストーリーの歌詞を、覚えやすさを意識したキャッチーなメロディーとストレートなロックンロールで歌い上げている楽曲です。

テンポもそこまで速くないため、ギターソロを含めコピーしやすいのではないでしょうか。

ロックギターの基本のようなフレーズが盛り込まれており、シンプルなテクニックしか使用しないため、ギター初心者の方が挑戦するのにオススメのナンバーです。

星野貴史

BasketcaseGreen Day

グリーンデイの疾走感あふれる代表曲です。

コードもシンプルでとても最初の練習にはもってこいな曲です。

またこういったロックバンドの楽曲には欠かせないブリッジミュートを用いたフレーズがたくさんあるので、ロックやパンクが好きな方はぜひチャレンジしてみてくださいね!

Shut upSimple Plan

発表したすべてのアルバムがアメリカやヨーロッパを中心とした世界中でヒットを記録している、カナダ出身のポップパンクバンド、Simple Planの楽曲。

ポップでキャッチーなメロディーと疾走感のある爽やかな曲調は、ロック好きであれば無条件でテンションが上がりますよね。

全体的にパワーコードを中心としたフレーズの中に印象的な単音リフを加えることで楽曲の味付けをしていますが、ギター初心者であっても簡単に弾けるテクニックで構成されているため挑戦しやすいのではないでしょうか。

ただし、バンドで他のパートと合わせる時にはズレないように弾くよう心がけましょう。

星野貴史

TRAIN TRAINTHE BLUE HEARTS

数々の伝説を残し、後進のバンドに多大な影響を与えた4人組パンクロックバンド、THE BLUE HEARTSの楽曲。

疾走感のある楽曲でありながらギタープレイはシンプルかつ速くないため、初心者ギタリストの方でも簡単にバンドで合わせられるナンバーです。

注意点としては、カッティングやブラッシングなど楽曲に勢いやメリハリを生むテクニックが肝となるため、左手より右手の練習が重要になってきます。

音を出すところと切るところを意識して練習することで弾けるようになるため、ギター初心者の方は同曲でこの感覚を覚えておくと他の曲を練習する時にも楽になるのではないでしょうか。

星野貴史

バンザイ~好きでよかった~ウルフルズ

代表曲『ガッツだぜ!!』の大ヒットでも知られる大阪府出身のロックバンド、ウルフルズの10作目のシングル曲。

テレビテレビ系ドラマ『勝利の女神』の主題歌に起用された楽曲で、ウルフルズの人気や実力を決定づけたナンバーとしても知られています。

クランチサウンドによるコードストロークが中心のためギター初心者でも挑戦しやすいですが、オブリガードが多いため曲から遅れたりズレたりしないよう注意して演奏しましょう。

テンポがゆっくりのためギターソロも弾きやすい、J-POP史に残るロックバラードの名曲です。

星野貴史

シャングリラ4

ガールズバンドの名曲として愛され続けている名曲はいかがでしょうか!

2006年にリリースされたチャットモンチーの代表曲の一つです。

アニメ『働きマン』のエンディングテーマに起用され、話題になりました。

バッキングの練習にぴったりなとてもシンプルギターフレーズが登場しますが、それが曲の印象を決める決定的な要素でもあります。

変拍子なのでしっかり曲展開を覚えてから挑みましょう。

ギターボーカル初挑戦の方もぜひ!

荒木若干