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【挑戦】エレキギター初心者のための練習曲

ロックバンドの曲を聴いて「自分もギターを弾いてみたい!」そんなふうに考えたことのある方って多いのではないでしょうか?

しかし「ギターって難しそうだし……」となかなか踏み出せない、また「ギターを買ってみたけれど、どの曲から手をつければいいのかわからない」などの悩み、あるあるですよね。

そこでこの記事では、エレキギター初心者の方が練習するのにぴったりな曲をたくさん紹介していきますね!

基礎練習ももちろん大切ですが、それだけだと続かない場合が多いので、これから紹介する曲の中からあなたの好きな作品を見つけて、弾きながら上達を目指しましょう!

【挑戦】エレキギター初心者のための練習曲

Smells Like Teen SpiritNirvana

ギターリフが非常に有名なオルタナティブロックの名曲、『Smells Like Teen Spirit』。

なんと言ってもこの曲のポイントはあの有名なギターリフ。

このフレーズさえ弾けたら、この曲のマスターまでは後少し!

カッティングを生かしたかっこいいフレーズなので、この曲を練習する中でカッティングに慣れておくといいと思います。

また、途中にはギターソロが登場しますが、単音弾きかつ細かいリズムではないので、練習すれば十分弾けるようになると思います。

少しだけ登場するスライドやチョーキングもこの際にマスターしましょう!

このあたりの奏法ができるようになれば一気にロックギターを弾いている感が出ますよ!

羽根佳祐

復讐‎My Hair is Bad

高校生時代から数多くのバンドのツアーサポートを務め、その実力を認められてきた3ピースロックバンド、‎My Hair is Bad。

メジャー2ndアルバム『mothers』のオープニングを飾る『復讐』は、強烈なインパクトの歌詞と爽快なロックサウンドのギャップが中毒性を生み出していますよね。

演奏そのものはどのパートもシンプルですが、テンポが速いため初心者バンドマンの方はゆっくりから練習して徐々にオリジナルに近づけていくことをオススメします。

また、3分に満たないことからすぐに覚えてバンドで合わせられるのも嬉しい、ぜひレパートリーに入れてほしいナンバーです。

星野貴史

Crossing fieldLiSA

2020年に聴かない日はなかったほどの大ヒットを記録した『紅蓮華』をきっかけに、アニソンシンガーの枠では収まらないほど活躍の場を広げた女性シンガーLiSAさんの2作目のシングル曲。

テレビアニメ『ソードアート・オンライン』のオープニングテーマに起用された楽曲で、戦いをイメージした激しい曲調がアニメ作品とリンクしていますよね。

疾走感のあるビートに乗せた歯切れの良いリフ、クリーントーンのアルペジオなど忙しい演奏ですが、一つずつのテクニックは簡単なため初心者ギタリストにも挑戦しやすい楽曲です。

ギターソロも音数が少なくシンプルなため、簡単でありながらロックギターの楽しさを感じられるナンバーです。

星野貴史

少女SSCANDAL

ガールズバンド、SCANDALの代表曲の一つであるこの曲ですが、実はギターの練習にぴったりなんです。

まず、テンポがゆっくりめで、コードが簡単。

そして単音弾きのところもそれほど難しくないので、初めてのギターソロも無理せずチャレンジできます。

齋藤歩

大切なものロードオブメジャー

オーディションバラエティー番組『ハマラジャ』のドキュメンタリー企画「ロードオブメジャー」にてヘッドハンティングされて結成した4人組ロックバンド、ロードオブメジャーのインディーズ1作目のシングル曲。

インディーズとして歴代1位の記録を持ち、バンド最大のヒット曲としても知られています。

タイトなブリッジミュートとパワーコードが疾走感を作り出し、弾いていてテンションが上がりますよね。

間奏部ではブリッジミュートを織りまぜた単音リフやブラッシングなどアクセントをつけたフレーズが登場しますが、フレーズ自体が簡単なためギター初心者の方でもコピーしやすいですよ。

星野貴史

完全感覚DreamerONE OK ROCK

邦ロックシーンの中でも、とくに人気の高いONE OK ROCKの代表曲『完全感覚Dreamer』。

この記事を見ている方の中には、「そんなの難しいんじゃないの!?」と驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、ギターは思っているよりも意外とシンプルなんですよね。

オクターブ奏法を用いたリフ、左手のコードフォームのバリエーションがあるAメロなど、初心者ギタリストから次のステップへ進むためにピッタリな1曲だと思います。

テンポが速いのでコードチェンジや右手のストロークが遅れないよう、慣れるまではゆっくりなテンポで練習するのがオススメです!

羽根佳祐