【邦楽】ギターが難しい・テクニカルな邦楽まとめ
テクニカルなプレイをなんなくこなすギタリスト……かっこいいですよね!
この記事にたどり着いた方々なら、そういう超絶タッピング、カッティング、スウィープなんかを聴いてシビレた経験、あるんじゃないでしょうか。
今回はは邦楽のギターが難しい曲をまとめてみました。
ロックバンドによるパワーチューンからソロギタリストのアコースティックなナンバーまで、幅広くピックアップしています!
あなたの胸に刺さる1曲、出会えるでしょうか。
もくじ
- 【邦楽】ギターが難しい・テクニカルな邦楽まとめ
- シャンデリヤTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT
- BAD FEELINGBOØWY
- 勝手な青春劇ゲスの極み乙女。
- OSCA東京事変
- エアリアルエイリアンUNISON SQUARE GARDEN
- S.D.I.LOUDNESS
- 隷陰陽座
- CallingB’z
- everKrackGLAY
- そばかすJUDY AND MARY
- SmokyChar
- Shangri-laSIAM SHADE
- 銀河フジファブリック
- TRUTHT-SQUARE
- EDEN押尾コータロー
- セントエルモの火BUMP OF CHICKEN
- SAMURAI Stranger春畑道哉
- 世界五分後神話有形ランペイジ
- Punishment9mm Parabellum Bullet
- 紅X JAPAN
【邦楽】ギターが難しい・テクニカルな邦楽まとめ
シャンデリヤTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT
カッティングの名手として知られながらも42歳という若さで逝去してしまったアベフトシさんを擁した4人組ロックバンド・THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの楽曲。
2ndアルバム『High Time』に収録されている楽曲で、ヒステリックかつスリリングなビートがテンションを上げてくれますよね。
全体をとおしてタイトなカッティングで演奏されており、曲に疾走感と緊張感を生み出しているのを感じられるのではないでしょうか。
アベフトシさんの真骨頂を堪能できる、ギタリストであれば一度は挑戦してみてほしいナンバーです。
(星野貴史)
BAD FEELINGBOØWY
1980年代のJ-POPシーンに強烈な衝撃を与え、現在でもレジェンドとして語り継がれている4人組ロックバンド・BOØWYの2作目のシングル曲。
さまざまなアーティストに加え、BOØWYのギタリスト・布袋寅泰さんもバンド解散後のソロ活動でセルフカバーしていることから多くのリスナーが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
イントロのカッティングフレーズは「音を止めることを前提に弾いている」という布袋寅泰さんの解説もあり、普通のギタープレイとは違った独特の緊張感を生み出していますよね。
多くのギターキッズがコピーした、現在でも愛されているロックチューンです。
(星野貴史)
勝手な青春劇ゲスの極み乙女。
ヒップホップ・プログレという独創的な音楽性で常に話題作を発表している4人組ロックバンド・ゲスの極み乙女の楽曲。
3rdアルバム『達磨林檎』に収録されている楽曲で、オシャレな曲調の中に4人編成とは思えない広がりのあるアンサンブルが詰め込まれていますよね。
イントロや間奏で聴かれるポストロック的なギターフレーズやタイトなカッティングなど、全編をとおして曲を彩る難解なギタープレイが楽しめるのではないでしょうか。
また、ギターだけでなく他のパートとの絶妙な絡みも意識して聴いてほしい、テクニカルなナンバーです。
(星野貴史)
OSCA東京事変
シンガーソングライター・椎名林檎さんを中心に、すべてのメンバーがコンポーザーとしてもプレーヤーとしても高いパフォーマンス能力を誇っている5人組ロックバンド・東京事変の4作目のシングル曲。
各パートそれぞれが印象的なフレーズを演奏しながらも一つにまとまっているアンサンブルが、バンドとしてのレベルの高さや遊び心を感じられるナンバーです。
予想を裏切ってくるようなエキセントリックなギターフレーズは、インパクトのあるボーカルに負けない存在感を示しつつも楽曲に華を添えていますよね。
また、中盤から突然ビートが変化しての短いギターソロも再現が難しいであろう、高難度のギタープレイが楽しめる作品です。
(星野貴史)
エアリアルエイリアンUNISON SQUARE GARDEN
3ピースロックバンド・UNISON SQUARE GARDENの6thアルバム『Dr.Izzy』のオープニングを飾る楽曲。
7拍子と6拍子を組み合わせた変拍子が強烈なインパクトを生み出し、サビでの4拍子すら違和感に感じるほどのアレンジに仕上がっています。
変拍子の上に歌いながらのギターにもかかわらず、リフやアルペジオなど目まぐるしく変わるフレーズを弾きこなすのは相当困難と言えるのではないでしょうか。
スリリングな中にキャッチーなプレイのギターが光る、ギタリストの方には一度挑戦してみてほしい高難度のロックナンバーです。
(星野貴史)
S.D.I.LOUDNESS
日本のメタルシーンにおいての生きる伝説として知られ、日本人アーティストとして初めてマディソン・スクエア・ガーデンに立ったという快挙により世界中の注目を集めたメタルバンド・LOUDNESSの楽曲。
7thアルバム『HURRICANE EYES』のオープニングを飾るナンバーで、現在もライブ定番曲として演奏されている楽曲です。
歌の裏でも暴れるボスハンドタッピングや正確無比な速弾きで畳みかけるギターソロなど、テクニカルなギタープレイが好きな方であれば無条件でテンションが上がるのではないでしょうか。
そのギタープレイが海外のギタリストにも影響を与えているのも納得できる、ジャパニーズメタルの名曲です。
(星野貴史)
隷陰陽座
洋楽メタルの王道をイメージさせるサウンドと日本古来の伝承や妖怪をテーマとした歌詞による「妖怪ヘヴィメタルバンド」を名乗る4人組メタルバンド・陰陽座の楽曲。
14thアルバム『覇道明王』に収録されている曲で、陰陽座のプログレッシブな面を感じさせるイントロの変拍子が緊張感を高めてくれますよね。
コントロールされたピッキングハーモニクスをおりまぜたブリッジミュートのリフやテクニカルな速弾きのギターソロなど、6分を超える曲の中でドラマチックなギタープレイが楽しめるのではないでしょうか。
日本人にしか作り出せない世界観がテンションを上げてくれる、ロック好きやギター好きにはチャックしてもらいたいメタルナンバーです。
(星野貴史)