DTMを始めれば自宅でのギター練習も超快適
DTMの目的は通常レコーディングですが、実はレコーディング以外にも利点はたくさんあります。
そこで今回は、私がDTMを始めて「快適になった」と感じた、ギターやベースなどの楽器練習について書かせていただきます。
もくじ
DTMで得られる楽器練習時の利点
1. 騒音問題がなくなる
私は高校生の頃、家でベースを練習する時は基本生音で弾いていたんですが、たまにアンプにつなげて弾いていました。
ここで問題になるのは、やはり騒音ですね。
たまに家族や隣人から苦情が来ることもありました(笑)。
「アンプにヘッドホンをつなげればいいのでは?」と思われるかもしれませんが、そうすると楽曲に合わせて弾くことができないのが難点です。
しかし、DTMでは楽器の音と楽曲を同時にパソコンから出すことができるので、ヘッドホン着用での練習が容易なのです。
2. 楽器以外の機材をつなげなくてもいい
通常自宅で音を出して楽器の練習する場合、まずチューナーでチューニングを行い、エフェクター・アンプをつなげ、オーディオ機器で曲を流し、それに合わせて弾くと思います。
DTMではそれらは全てパソコン上でできるので、今まで使用していた機材が必要なくなります。
いちいち自宅でエフェクトボードを出し、配線する必要がなくなるのはうれしいですね。
必要ないとは言いましたが、もちろんつなげる事もできるので、アンプやエフェクターにこだわりがあり「このセッティングじゃなきゃダメなんだ!」という方は、楽器とオーディオインターフェイスの間につなぎましょう。
3. 所持していないアンプ・エフェクターが使える
大抵のDAWやアンプシミュレーターには、さまざまなアンプやエフェクトが備わっています。
つまりDTMをやっていれば、所持していないアンプやエフェクトを自宅で試せるというのも大きなメリットです。
実際に私がやっている練習方法
参考までに、私が実際にやっている練習方法を簡単に紹介させていただきます。
必要な物
- 楽器
- シールド
- オーディオインターフェイス
- パソコン
- アンプシミュレーター
- iTunes
- ヘッドホン・イヤホン
セッティング
機材の接続
接続はいたって普通で、楽器 → オーディオインターフェイス → パソコンとつなぎ、オーディオインターフェイスにヘッドホンをつなげれば完成です。
ちなみにDTMで使用するヘッドホンは、モニター用のものを使用するのが一般的ですが、楽器練習の使用用途でしたら、リスニング用のヘッドホンでも問題ありません。
音のバランスとかをそこまで気にする必要ないですからね。
モニター用とリスニング用の違いついて知りたい方は、下記の記事を参照してみてください。
ソフトを立ち上げる
後は、パソコン内でソフトを立ち上げるだけですね。
実は私が練習の時に使用しているソフトは、アンプシミュレーターとiTunesの2つだけです。
アンプシミュレーターはLine6の「PodFarm2.5」を使用しているんですが、このソフトはスタンドアローンにも対応しているんですよ。
スタンドアローンっていうのは、DAWとかを使用しなくてもプラグイン単体でソフトを使える機能のことです。
アンプシミュレーターに登録している、自分の音作りプリセットを呼び出して、iTunesとの音量調整をすれば完成です。
後は、iTunesで流した楽曲に合わせて練習ができる訳です!
ギター練習にオススメのオーディオインターフェイス
Line6 POD Studio シリーズ
私が初めて購入したオーディオインターフェイスはLine6「TonePort UX1」でしたが、それの後継機シリーズが「POD Studio」です。
安価で品質も良い上に、アンプシミュレーターの「PodFarm2.5」が同梱されているのがとても魅力的です。ギターやベースを弾くDTM初心者の方にはかなりオススメできる1機です。
ギターやベースなどの「楽器しか録音しない」という方は「POD Studio GX」を、後々歌も録音したいという方には「POD Studio UX1」を購入するのがベストだと思います。
最後に
いかがだってでしょうか?
昔はよくスタジオなどに機材を持ち運んでたので、自宅での練習の度にセッティングしなきゃいけないのが面倒でしたが、今は楽器をつなげるだけでいいので快適です!
DTMをやったことがない方でも、この記事をきっかけにDTMに興味を持っていただければうれしいです。
ライタープロフィール
DTMer
カンナミユート
都内在住のDTMer・ベーシスト・ブロガー。
普段は会社勤めのプログラマーで、週末ミュージシャン。
主にYouTubeやニコニコ動画などで音楽活動中。
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