事務用品の指サックはギターでも使えるのか!?
ギターを始めたての方で、指先の痛みで悩まれている方はいませんか?
もしかしたら、指の痛みを改善するために、事務用品で使う「指サック」が使える!?という話をします。
アコギ初心者が誰でも経験する「指先の痛み」
アコースティックギターを弾き始めた頃に、誰もが経験するであろう指先の痛みであります。
それを堪えて弾き続けているうちに、指先の皮が固くなり、剥がれて、また固くなり、剥がれてを繰り返し、やがて指先の皮が厚くなるのではないかと思います。
これもコンスタントに弾いていれば維持できますが、しばらく弾かなかったり、エレキギターに移行し軟らかな弦に慣れてしまうと、アコギを弾いた時にやはり指先が痛くなったりもします。
こればかりは慣れの問題であろうから、弾いて慣れるしかないと思うのでありますが、「F」を押さえられなくてギターを断念する人もいるので、指先が痛くてアコギを断念したとしても致し方ない事かもしれませんなぁ。
指サックって?
アコギ初心者がバレーコードをうまく押さえられない場合など、エレキの弦を張って練習したりもするので、指先の痛みを和らげるために指サックをするってのも、アリなのかもかもしれませんね。
手段はどうあれ、最終的に弾けるようになれば良いわけですから。
とまぁ、ココまではそれっぽい話ですが、先日オークションをのぞいていると、
送料82円★アコースティック・ギター用★指先保護 指サック★灰
¥998円 即決価格¥1,080円
アコースティック・ギターやウクレレ用の指サックです。
ギターやウクレレを始めてみたものの、指先が痛くて練習どころではない…という方、多いと思います。
そんな方は、是非これを使ってみてください。
通常の指サックは、柔らかすぎたり、滑らないために指が引っかかったりで、楽器演奏には向きません。
この指サックは、少々固めのシリコン製なので、程よく指先が滑り、弦をしっかり押さえられ、指先が痛くなることを防いでくれます。
もちろん、指サックをはめれば、指先の感覚は甘くなってしまいますし、指先の皮が厚くなってこないと、本当の意味では、ギターやウクレレに慣れることは出来ません。
でも、あまりに痛くて練習できない、という状態では、何時まで経っても練習どころではありません。
出来るだけ普通の指先を使って練習するけれど、痛くて仕方ない時だけは、この指サックを頼る、というのがいいと思います。
実際に私も使ってみましたが、意外なくらい普通にギターが弾けます。
細かい指の動きはやはり厳しいですが、初心者が弦をしっかり押さえられるようになるまでの練習用には最適だと思います。
もちろん、普通の事務用の指サックとしても使えますが、事務用に使うにはもったいないでしょうね。
色は、青(ターコイズブルー)、桃(ピンク)、黄(レモンイエロー)、灰(グレイ)の4色があります。
1枚目の写真は、元が青だったのを調色していますから、他の色だと少し色のイメージが違うかもしれません。
2枚目の写真の方が、色は実物に近く、桃黄灰は少し透けた感じです。
Mサイズ(人差し指、中指、薬指用)が3個と、Sサイズ(小指用)が1個、計4個のセットとなります。
このオークションは灰(グレイ)のセットです。
他の色も出品していますが、落札後に色の変更を申し出ていただければ、出来るだけ対応します。
ただし、1セット内で色を混ぜる時は、+100円です。
MとSは見た目ではあまり大きさが変わらないので、小指だけ色を変えておくと分かりやすくなって使い勝手がいいかもしれません。
ってな感じで出品されているので、改めて指サックというものを調べてみると、凄まじい進化に驚きました。
私のイメージでは事務用のオレンジ色したモノくらいにしか思いませんでしたが、今時の多様性とデザイン性ファッション性、素材など、商魂がたくましいですな~。
そして!
あれこれと観ていると、ギター用指サックとして出品されてるモノって、事務用指サックと同じやん……。
事務用品として5個入り税込204円で販売してるモノを、それっぽい話を付けてギター用として998円で売ってるのでありました。
って事でございまして、こんな所に目を着ける、商魂がたくましい面白い人が居るって話しでございます。
ちなみに、商売の邪魔をするつもりは全くございませんので……悪しからず。
ライタープロフィール
ohashi
気が向いたらLive Houseに唄いに行ったりしとります。