パワーコードがカッコイイ曲
エレキギターを始めて最初に練習した曲はパワーコードばかりが登場する曲だったというギタリスト、多いのではないでしょうか?
ご存じの方も多いと思いますが、パワーコードは通常のコードから音を省略し、ルート音と5度の音だけを鳴らすもの。
省略した分、力強いサウンドになり、音を歪ませるロックにはピッタリなかっこいい音になるんですよね!
また、パワーコードをブリッジミュートしたときの音は、いかにもロック曲を演奏しているような感じがしてかっこいいものです。
この記事では、パワーコードが登場するかっこいい曲を紹介していきますね!
ギター初心者の方が練習する曲を見つけるのにも役に立つと思います!
もくじ
- パワーコードがカッコイイ曲
- 終わらない歌THE BLUE HEARTS
- 完全感覚DreamerONE OK ROCK
- Don’t say lazy桜高軽音部
- その向こうへ10-FEET
- 僕らは今日も車の中Hump Back
- 小さな恋のうたMONGOL800
- SupernovaELLEGARDEN
- あつまれ!パーティーピーポーヤバイTシャツ屋さん
- 曇天DOES
- リライトASIAN KUNG-FU GENERATION
- ROCKET DIVEhide with Spread Beaver
- 大切なものロードオブメジャー
- True YourselfHEY-SMTIH
- only my railgunfripSide
- Rolling starYUI
- Let Me HearFear, and Loathing in Las Vegas
- 瞬間センチメンタルSCANDAL
- Why I’m MeRIZE
- アボカドyonige
- 愛のバクダンB’z
パワーコードがカッコイイ曲
終わらない歌THE BLUE HEARTS
1987年5月にリリースされたTHE BLUE HEARTSの1枚目のオリジナルアルバム『THE BLUE HEARTS』に収録されている楽曲。
途中でアコースティックギターによるコードストロークが入る以外はパワーコードで押し切れる、初心者でも簡単に弾きこなせるナンバーです。
ドラムのリズムに合わせたバッキングパターンはあるものの、コード移動も少ないので覚えやすい、シンプルだけどバンドで盛り上がれる楽曲です。
(星野貴史)
完全感覚DreamerONE OK ROCK
2010年2月にリリースされたONE OK ROCKの4枚目のシングル。
イントロはオクターブ奏法を使っていますが、左手はパワーコードの形を少し変えただけなので簡単に弾けます。
Aメロや間奏部ではミュートにより音を切るところと鳴らすところを弾き分けることでアクセントをつけ、パワーコードでありながら複雑でかっこよく聴こえる演奏になっています。
サビはパワーコードをかき鳴らすだけなど、シンプルな演奏が大半を占めているため初心者ギタリストでも弾きこなせるナンバーです。
(星野貴史)
Don’t say lazy桜高軽音部
2009年にリリースされた桜高軽音部の2枚目のシングルで、TBS系列テレビアニメ『けいおん!』のエンディングテーマとしても知られる楽曲。
間奏で聴かれる裏拍のバッキングパターンやAメロのブラッシングなど、ミュートに気をつけなければいけない奏法が多く、それらがパワーコードのみの簡単なポジションのバッキングにアクセントをつけ、曲に疾走感を出してくれています。
単音で弾くようなギターソロもなく、パワーコードが押さえられれば弾ける曲構成なので、初心者ギタリストでも挑戦しやすく覚えやすい楽曲です。
(星野貴史)
その向こうへ10-FEET
2011年11月にリリースされた10-FEETの14枚目のシングル。
Aメロのスカを感じさせる裏拍のバッキングやBメロにおけるブリッジミュートによる抑揚など複雑な演奏に聴こえますが、基本的にはパワーコードが押さえられれば弾けるシンプルなナンバーです。
イントロやサビではパワーコードをかき鳴らし、まさにパンクロックな弾き方のため曲の盛り上がりに合わせて勢いで弾く事ができる楽曲です。
(星野貴史)
僕らは今日も車の中Hump Back
2019年7月にリリースされたHump Backの1枚目のオリジナルアルバム『人間なのさ』に収録されている楽曲。
間奏における単音フレーズやクリーントーンのアルペジオといったさまざまなテクニックが使われていますが、速いテンポではないため初心者でも簡単に弾けるようになるフレーズです。
サビではパワーコードをかき鳴らすのではなく短く切って弾く事で歌を引き立たせ、さらにギターの存在感をより際立たせている、シンプルな演奏でありながらギターのかっこよさを感じられる演奏になっています。
(星野貴史)
小さな恋のうたMONGOL800
2001年9月にリリースされたMONGOL800のオリジナルアルバム『MESSAGE』に収録されている楽曲。
さまざまなアーティストにもカバーされている言わずと知れた名曲です。
ギターはかき鳴らす部分とブリッジミュートによるアクセントがあるものの、押さえるポジションはパワーコードのみなので、初心者でも比較的簡単にコピーができる演奏していて楽しい楽曲です。
(星野貴史)
SupernovaELLEGARDEN
2004年にリリースされたELLEGARDENのオリジナルアルバム『Pepperoni Quattro』に収録されている楽曲。
ギターはスライド、オクターブ奏法、ブリッジミュートによる刻みなどアクセントをつけた弾き方が多いですが、左手はパワーコードの形で弾けてしまうため初心者ギタリストにも挑戦しやすいナンバーです。
とくにドラムのリズムが速いサビの部分でも、ギターはパワーコードでポジションチェンジも少ないため、ギターを始めてすぐにバンドで盛り上がりたい人にもオススメの楽曲です。
(星野貴史)