楽器別のバンド初心者にオススメの曲
「楽器を始めたばかりだけどバンドを組んだ」「初心者同士でもバンドを組んでライブをしたい!!」そんな駆け出しバンドマンのあなた。
きっと「何から始めたらいいのかわからない……」と思っていますよね。
基礎練習はもちろん大切ですが、はじめのころは曲を練習するのもオススメです。
そこで、この記事では楽器ごとに初心者の方にオススメの曲を紹介していきますね!
バンドメンバーと一緒にこの記事を読んで曲決めをしてみてくださいね!
ギター
キンモクセイオレンジスパイニクラブ
ザ・童貞ズ、The ドーテーズなどの名前を経て、2019年に現在の名前に落ち着いた4人組ロックバンド、オレンジスパイニクラブ。
インディーズ1stミニアルバム『イラつくときはいつだって』に収録されている『キンモクセイ』は、同曲をリリースするためにバンド名を変えたという、まさにバンドの転機となったナンバーです。
印象的なアルペジオが多く複雑なギタープレイの印象を受けますが、左手は同じポジションで動かないため簡単に弾けますよ。
メロディーの疾走感に対してギターはゆったりしているため、初心者ギタリストであっても落ち着いて弾くことを心がけてほしいロックチューンです。
(星野貴史)
出町柳パラレルユニバースASIAN KUNG-FU GENERATION
地上波テレビでのパフォーマンスが少ないにもかかわらず、いまや誰もがその名を知るバンドとなった4人組ロックバンド、ASIAN KUNG-FU GENERATION。
29thシングル曲『出町柳パラレルユニバース』はアニメーション映画『四畳半タイムマシンブルース』の主題歌として起用された楽曲で、メンバーが映画作品のキャラクターに扮したMVも話題となりました。
ストロークを中心としたバッキングと間奏に登場する単音リフは、シンプルな上にテンポもそこまで速くないため初心者ギタリストの方にも弾きやすいのではないでしょうか。
バンドとのアンサンブルにも余裕をもって臨める、ぜひチャレンジしてほしいナンバーです。
(星野貴史)
君と癖yutori
メンバー全員が「ゆとり世代」と呼ばれる時代に生まれたことからバンド名が名付けられた4人組ロックバンド、yutori。
1stミニアルバム『モラトリアム』に収録されている『君と癖』は、センチメンタルな歌詞とメロディーを乗せた疾走感のあるサウンドが耳に残りますよね。
テンポが速い楽曲ですが、ギターはストロークが中心のため初心者ギタリストであっても気持ちよくかき鳴らせるのではないでしょうか。
ただし、ギターソロではタッピングを使ったフレーズが登場するなどテクニカルなため、まずはゆっくりのテンポでフレーズをしっかり覚えていきましょう。
(星野貴史)
スローでイコーKALMA
高校生バンドでありながらJOIN ALIVEへ出演するなど10代の頃から注目を集め、2020年にメジャーデビューを果たした3ピースロックバンド、KALMA。
1stアルバム『ミレニアム・ヒーロー』に収録されている『スローでイコー』は、キャッチーなメロディーとビートが印象的なナンバーです。
ギタープレイを含め全体的にゆったりしているため挑戦しやすいですが、タイトに弾かないとアンサンブルがダラダラしてしまうため注意が必要です。
ギターソロもキャッチーなため覚えやすい、バンドでも楽しめるロックチューンです。
(星野貴史)
本当はね、ヤングスキニー
コロナ禍が始まった2020年に結成され、さまざまな逆風の中で着実にファン層を拡大してきた4人組ロックバンド、ヤングスキニー。
情報バラエティー番組『王様のブランチ』のエンディングテーマとして起用された2ndシングル『本当はね、』は、誰もが共感せずにはいられない歌詞世界とノスタルジックなアレンジが耳に残るナンバーです。
目まぐるしくビートの変化があるため難しく感じられるかもしれませんが、ギターはコードストロークがメインのため初心者ギタリストにも簡単に演奏できますよ。
アンサンブルに溶け込むギタープレイのため、バンドで演奏する場合には他の楽器との距離感が楽しめるロックチューンです。
(星野貴史)